意味不明。だがそれがいい
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2024/04/27 (Sat)
09:09:19
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ある貧乏な男がひょんなことから黄金のリンゴを手に入れる話。
その男は、リンゴは食べてしまえばそれまでだが、
他人に高値で売ればもっとたくさんの食べ物が買えると考え、
道行く人に売り込み始める。
通行人は珍しがり、普通のリンゴの数倍の値段で買おうとするが、
男はまだまだ高く売れるはずだ、とその申し出を断り続ける。
やがて、偶然通りかかった金持ちコレクターが
なかなかの高値で交渉を持ちかけるが、
気が大きくなっている男は、もっともっと高値で買ってくれる人が
どこかに居るはずだと考え、その申し出も断ってしまう。
男がもっと大金を出してくれる人を待っているうちに、
黄金のリンゴは熟れ過ぎて痛んでいき、
普通のリンゴの値段でも買ってくれる人は居なくなってしまった。
安くなら買ってくれる人は未だ居たのだが、
その男は、「かつてあんなに高値を付けたのに、この値段で売ってしまっては
大損したことになる。ひいては、かつてコレクターの申し出を断った
自分の判断が間違っていたのを自分で認めることになる」と考えた。
男は、存在するはずもない(リンゴが痛む前なら
世界のどこかにいたかもしれないが)待ち人を待ち続け、
ついにリンゴを買ってくれる人は現れなくなってしまったとさ。
他人に高値で売ればもっとたくさんの食べ物が買えると考え、
道行く人に売り込み始める。
通行人は珍しがり、普通のリンゴの数倍の値段で買おうとするが、
男はまだまだ高く売れるはずだ、とその申し出を断り続ける。
やがて、偶然通りかかった金持ちコレクターが
なかなかの高値で交渉を持ちかけるが、
気が大きくなっている男は、もっともっと高値で買ってくれる人が
どこかに居るはずだと考え、その申し出も断ってしまう。
男がもっと大金を出してくれる人を待っているうちに、
黄金のリンゴは熟れ過ぎて痛んでいき、
普通のリンゴの値段でも買ってくれる人は居なくなってしまった。
安くなら買ってくれる人は未だ居たのだが、
その男は、「かつてあんなに高値を付けたのに、この値段で売ってしまっては
大損したことになる。ひいては、かつてコレクターの申し出を断った
自分の判断が間違っていたのを自分で認めることになる」と考えた。
男は、存在するはずもない(リンゴが痛む前なら
世界のどこかにいたかもしれないが)待ち人を待ち続け、
ついにリンゴを買ってくれる人は現れなくなってしまったとさ。
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