2011/03/29 (Tue) 02:07:14 なんか更新しろって言われた気がしたからコピペ改変でも。

 メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも生きがいい。

 

それを見たアメリカ人旅行者は、

「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」

と尋ねた。 すると漁師は

「そんなに長い時間じゃないよ」

と答えた。

 

旅行者が

「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」

と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」

と旅行者が聞くと、漁師は、

「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。

　夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって… ああ、これでもう一日終わりだね」

 

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

 

「ハーバード・ビジネス・スクールでＭＢＡを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。

　いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。それであまった魚は売る。

　お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。

　その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。

　そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。

　その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキシコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。

　きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

 

 

漁師は尋ねた。

 

 

「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」

「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね」

「それからどうなるの」

「それから？　そのときは本当にすごいことになるよ」

と旅行者はにんまりと笑い、

「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」

「それで？」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て日中は釣りをしたり、

子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、

歌をうたって過ごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」

 

 リア充の男が受けた高校の定期テストの答案が返ってきた。その点数はなんとも輝かしい。

 

それを見たガリ勉君は、

「すばらしい成績だね。どれくらいの時間、勉強をしていたの」

と尋ねた。 すると男は

「そんなに長い時間じゃないよ」

と答えた。

 

ガリ勉が

「もっと勉強をしていたら、もっと点数が獲れたんだろうね。おしいなあ」

と言うと、男は、自分の行く大学に受かるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」

とガリ勉が聞くと、男は、

「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから学校に行く。戻ってきたらゲーセンで遊んで、彼女とデートして。

　夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって… ああ、これでもう一日終わりだね」

 

するとガリ勉はまじめな顔で男に向かってこう言った。

 

「Ｓ台の全国模試で成績優秀者として名前が載った人間として、きみにアドバイスしよう。

　いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、勉強をするべきだ。それで成績を上げる。

　学力がついたら得意科目を作る。そうすると勉強意欲は上がり、点数も増える。

　その調子で得意科目を2教科、3教科と増やしていくんだ。やがていい大学に通れるようになるまでね。

　そうしたら勉強するのはやめだ。自分の担当になった教授を立てて、コネで一流企業に入る。

　その頃にはきみはこのちっぽけな村を出て東京に引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。

　きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

 

 

男は尋ねた。

 

 

「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」

「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね」

「それからどうなるの」

「それから？　そのときは本当にすごいことになるよ」

とガリ勉はにんまりと笑い、

「うまく出世できていれば、きみは億万長者になるのさ」

「それで？」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て日中は釣りをしたり、

ゲームで遊んだり、奥さんとデートして過ごして、夜になったらキャバ嬢と一杯やって、ギターを弾いて、

歌をうたって過ごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」